エミッター活性化には,あらかじめワイヤーを溶接したエミッターを用いる.
使用するものは日本電子から売られているエミッター支柱と,タングステンワイヤーで,
溶接はスポット溶接機で行う.
張り終わったものは実体顕微鏡下で,はみ出しやたるみがないかチェックする.
失敗した場合は,ワイヤーを取り除き,先端を研磨してから再度ワイヤーを張る.
使用済みのエミッターはワイヤーを取り除き,洗剤を使って超音波洗浄する.
その後,先端を研磨してからワイヤーを張る.
ピンと張った状態で溶接棒を押しあてると
上向きに弓なりにたわむことがある.