2014年5月26日月曜日

エミッターの評価

完成したエミッターはリザーバーから流したアセトンの
分子イオンの強度を測定して比較している.

作製条件は針状結晶が長くなるように設定しており,
完成後の目視でも,長いことを確認している.

このように,FIとFDの両面で評価しているため,
FIもしくはFDに特化したエミッターは生まれない.

FI用ならば,針状結晶が短くなるように設定して
アセトンの測定で強度が出るものを選抜すればいい.

FD用は再現性よくイオン化効率を実測するのが難しいと思う.
できたとしても,評価のためにエミッターが消耗することになる.

FIに比べて,FDの測定が圧倒的に多いので,
FD用エミッターを作り,評価する方法を考えている.

Carbotec Allround: http://www.carbotec-analytik.de/carbotec/carbotec-allround.html
Carbotec FI用: http://www.carbotec-analytik.de/carbotec/carbotec-fi.html
Carbotec FD用: http://www.carbotec-analytik.de/carbotec/carbotec-fd.html